2010年01月17日

しあわせはこべるように

もう、こんな時間になってしまった・・・

今日、2010年1月17日は、あの日からまる15年経った日。


15周年、ということだからなのか、今年の報道は例年に増して
丁寧なものだったような気がする。

それは、関西だけに留まっているのかもしれないけれど…
関東は、それほどまでには、特集を組んでいないような気がするのだけど…


フジテレビでのドキュメンタリードラマ、「神戸新聞の7日間」は
とてもよかった。
今を時めく、嵐の桜井君が出演していたこともあって
阪神淡路大震災の話題が風化している地域の人々の目にも触れやすかったはずだし。

正直なところ・・・

ワタシの住んでいる市は、神戸の隣ではあるけれど、
被害的にはそれほどのことはなく
(とはいえ、電車が8月まで開通しなかったのですが)
人に伝え聞く位にしか、被災の状況を知ることは無かったので

あの頃を語る

・・という資格が自分には無いような気がして
後ろめたく、俯いて眼をそらすような、面持ちで居続けているのですが



親しい人の多く住んでいる
生まれ育った街並や思い出の詰まった地域のあの姿
一人ひとりの被災の、遺族の、想いを
助け合い、支えあい、励ましあって立ち上がってきた人々の姿を

見るにつけ、聞くにつけ、

無条件に、反射的に胸にこみ上げてきて
涙がぼろぼろとこぼれてしまいます



ドラマの中で、神戸新聞の社説に書かれた文章の朗読には
本当に、まいりました
ほんとうに、まいりました。


あと、毎日新聞に連載されていた、当時の県知事、貝原俊民さんの
インタビューです。

何年か前に、石原東京都知事が
「緊急時の判断の遅さが問題。私だったら死者は抑えられたはず」
みたいなことを発言して
ワタシは「知りもしないくせに、いい加減なことを…」と
思いっきり神経を逆なでされてブチキレしていた。
ついでに、今の兵庫県知事の井戸さんも同じような反論をしていた。


これを読んだとき、非常時のリーダーがどうであったか、その苦悩をしるにつけ
今知事をしている…自治体の長をしている一人ひとりに
その覚悟ができているのか
とっさの行動力が本当にあるのか、と確かめてみたいきになる。

特に、県のPRとかでバラエティ番組に出演してる、あのひと。

非常時のリーダー論 元兵庫県知事・貝原俊民が語る/3
 <震災15年>

 ◆すれ違う報道

 ◇「見守り期間」設定を
 阪神大震災の発生から6日目の1月23日。ある新聞の夕刊に掲載された記者座談会に記者のこんな発言が紹介された。「貝原(俊民)知事も自宅が被害を受け、最高責任者として指揮を執り始めたのが地震翌日だったという。救出が遅れ、命を落とした犠牲者の遺族にすれば納得できない話だ」。しかし、翌日の朝刊に「知事は17日の地震発生当日の早朝から登庁、これまで県庁に泊まり込んで陣頭指揮を執っています」との訂正記事が掲載される。

 貝原は訂正が掲載された日の朝を鮮明に覚えている。「悲壮な表情の編集局長が朝一番で私のところへ参りました。編集局長は涙を流しながら、申し訳ありませんと謝罪されました」

 貝原は「新聞社も混乱し、情報が錯綜(さくそう)したのでしょう」と気遣った。貝原の登庁時間は当日の午前8時過ぎだったが、今でも「知事の遅い登庁」が語られることがある。

 これほどではなくても、ミスリードは数多く経験した。テレビ局のインタビューに1時間近く答えても、最初から設定された筋書きの中に自分の発言が切りばりして使われ、訴えたい内容と全く違っていたこともあった。

 「大混乱した現場だから報道の内容がある程度、荒っぽくなるのは仕方がない。しかし、インタビューとまったく異なる内容の放送は困りました。こちらも対応策として、放送時間をあらかじめ聞いて、1分間ならば、1分間で応じ、1分半ならば1分半のインタビューを受けました。すると筋書きがあるニュース番組はなくなりました」

 貝原は大災害における新聞、テレビ、ラジオなどマスメディアの重要性は認識している。だからこそ、報道各社の取材は積極的に受けた。

 「それは極限状態の被災者を何とか勇気づけ、激励したいと考えたからです。ですから、被災者の気持ちを裏切るような報道は残念でしかたありませんでした。ただ私が報道各社に強く反論しなかったため、黙認したと思われたのは想定外でした」

 貝原は提案する。「米国は大統領選が終了して新政権がスタートしてから100日間は、大統領を見守る、ハネムーン期間を設けています。大災害の報道にも100日間の見守り期間を設けたらどうでしょう。被災者対策がうまく運ぶケースもあれば、そうでない場面もあります。その時に鋭く批判されると、自らも被災者である担当者は萎縮(いしゅく)し、被災者も落ち込んでしまいます。100日間、じっくり観察してから、批判すべき点は批判する。こういうことができないでしょうか。被災者に誤解や誤報を伝えることは少なくなると思いますよ」(敬称略)<文・小園長治/写真・竹内紀臣>




非常時のリーダー論 元兵庫県知事・貝原俊民が語る
(連載5話あります)


それぞれの震災を経験した人達が、
想いを共有しながら、伝え合いながら、引き継いでいく。

シューカは、ドラマをこわい、こわい、と言いつつ見ていました。
でも、この子に伝えたいのは、「こわい」の先にあったもの。
「辛い」の先にあったもの。
届きそうで、なかなか手が届きにくいようで、実は
ふと、手の中に元からあってびっくりするもの。

「希望」
「しあわせ」

・・・・思いやり・・・・



成長していく過程で、必ず気づいて欲しい実感。


震災は、今までも、これからも、私たちに気づかせてくれる。
私たちに、問いかけてくれる。

わたしたちは、どう、生きていくべきなのか。


そして、ぜったいに、忘れてはならない。
posted by はね吉 at 23:58| 兵庫 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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