2010年03月09日

なごり雪

奈良のお水取りも始まって、もうすぐ…もう、春、という今日この頃。

店でも暖房を切り、メチャ混みの昼のピークなんかは
高めの冷房やドライ運転だってしていた今日この頃。


今朝は予告していたとおりに、グッと気温が下がりましたね。
そして、1日中雨、の予報。



でも、子どもが登校する時間…雨は雪になっていました。




なごり雪、だぁ・・・・



あの名曲の刷り込みなのか、
ちょっとしんみりした気分になってしまうのは、何故なんでしょう?





東京発の列車で、「汽車」はないだろう、なツッコミはしないことにして、

やっぱり「なごり雪」は名曲なんだろうな、と思う瞬間。


多分、学生時代を東京で、とても仲の良い男子(彼、じゃない)と
かけがえのない、キラキラした青春を過ごして

彼女は、卒業か何かをきっかけに故郷に帰っていく。


男友達にはほのかに好意を持っていたけれど、
結局言い出すこともなく…というよりも
まさか、今、そんな気持ちが自分にあったなんて、と気付くような。


見送りに来てくれたその友達も、
ひょっとすると同じ気持ちなんだろうか。
いつものような、冗談と軽口の応戦のような雰囲気にはならずに
不自然な静かな時間が流れている。

そんな気持ちを見透かすように、雪が降り始める。

どんな季節でも、どんな天気でも、
二人の間には
さんさんと太陽が降り注いでいるような明るさがあった。
立ち止まって、瞳の奥に
何を思っているのか、と覗き込むような
そんな瞬間も持たないままで来た。




「・・・・今になって・・・・」


聞こえないくらいの小さな声で、囁いてみる…


さようなら、は結局、照れくさくて言わずにいる。
でも、「またきっと、会いに行くから」も言わずにいる。

車中のひとに、目を合わす事もなく、
笑顔を作って手を振った。
いつまでたっても子どもなのは、自分のほうだ…


君は、綺麗になった。
去年より…いや、別れる寸前に気がついたんだ。
自分にとって、誰よりも、彼女は綺麗で、輝いていた、と。



posted by はね吉 at 10:10| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっと詩的? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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